ブログやアフィリエイトのサイト運営やホームページに欠かせないのがレンタルサーバー。WordPressとセットで初心者でもかんたんにオリジナルのサイトが作れます。しかし、さくらのレンタルサーバ・ロリポップ・ヘテムル・エックスサーバー・コノハウィングなど、サービスの種類はたくさん。料金も安いのものから高いものまで幅が大きく、なかには料金無料のものもあります。また、ドメインやサポートなど選ぶうえで気になることも多いのではないでしょうか。
今回は、人気のレンタルサーバー18サービスを、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのレンタルサーバーをランキング形式でご紹介します。
ベストなレンタルサーバーは「安くて性能に優れた、初心者でも始めやすいもの」。徹底検証してわかったレンタルサーバーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
検証のポイント
売れ筋のレンタルサーバー18商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました

料金の安さ安いレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「ほかのレンタルサーバーと比べて費用が安いもの」とし、以下の方法で検証を行いました。

表示速度の速さ表示速度が速いレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「表示速度が速く、SEO観点でも高速と評価されるもの」とし、以下の方法で検証を行いました。

設定のしやすさ設定がしやすいレンタルサーバーとしてユーザーがとても満足できる基準を「サイト開設が簡単にでき、サポートも受けられるもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。

ステップアップのしやすさステップアップがしやすいレンタルサーバーとしてユーザーがとても満足できる基準を「複数のサイトを1つのレンタルサーバーで運営でき、カスタマイズも可能なもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。

容量の大きさ容量が大きいレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「複数のサイトを運営したり画像を多用しても容量に余裕があるもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
【結論】レンタルサーバーは安くて速いロリポップ!がおすすめ!
ベストバイレンタルサーバー
GMOペパボ
ロリポップ!レンタルサーバー ハイスピードプラン
4.56
(1位/18商品)
サイト作成初心者におすすめ!表示速度が速く、設定も簡単
GMOインターネット
コアサーバー
4.51
(2位/18商品)
バリュードメインと一緒に管理したい人に。無料特典も使える
ネットオウル
スターレンタルサーバー
4.42
(3位/18商品)
レンタルサーバー自体は0円。表示速度は速いが容量は小さい
レンタルサーバーは料金だけではなく、表示速度が速くて大容量なものからより安いサービスを選びましょう。
レンタルサーバーを選ぶうえでもっとも重要なのは表示速度。運営しているサイトやホームページがレンタルサーバーの影響で遅い場合、ユーザーがサイトに対して悪い印象を抱いたり、Googleの検索順位にも悪影響が出たりするためです。料金が高いほど表示速度が優れている傾向がありましたが、1年間の契約プランで1万円前後のものが速度と料金のバランスが取れていました。
また、初心者であればレンタルサーバーの容量が大きいものを選びましょう。とくにアフィリエイトサイトを運営するなら画像を多用するため、容量を消費しやすいといえます。画像を軽くしたり減らしたりすることで対策もできますが、初心者であれば容量を気にせずに使えたほうがよいといえます。
おすすめレンタルサーバーはロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプラン。表示速度が3.2秒と優れており容量も700GBと大容量です。初心者でも設定しやすく、マルチドメイン・複数のデータベースにも対応しているため、サイト運営が軌道に乗った際にステップアップもしやすいサービスですよ。
レンタルサーバーの選び方
料金・速度・容量は比例する傾向。速度と容量を満たしたもので安いものを選ぼう
検証した結果、料金と速度と容量は比例することがわかりました。レンタルサーバーは表示速度と容量を満たしたもののなかから、安いサービスを選びましょう。
安い・速い・大容量を兼ね備えたレンタルサーバーはなかった
理想のレンタルサーバーは料金が安くて表示速度が速く、サーバーの容量が大きいサービスです。しかし、検証した結果、安い・速い・大容量をすべて兼ね備えたレンタルサーバーはありませんでした。
サーバー代が無料で独自ドメインの料金だけで使えるスターレンタルサーバーのフリープランは表示速度が優れていたものの、容量が少ないためおすすめできません。リトルサーバーも料金が格安だったものの、容量が少なかったのが懸念といえます。
サイトを運営し続ける限りサーバー代を払い続けるからこそ、料金の安さは気になるポイントといえるでしょう。ですが、料金の安さだけで選んでしまうと、肝心のサイト運営がうまくいかずに失敗する可能性があります。だからこそ、速度と容量を満たしたサービスのなかで、安いものを選ぶことが大切です。
レンタルサーバーの契約期間は1年がおすすめです。
1か月プランのものは割高ですが、1年プランなら割引率も高くお得に使えます。また、アフィリエイトのサイト運営は数か月で結果を出すのは難しく、1年単位でサイトの継続可否を判断していくため、1年がちょうどいいといえます。
速度と容量を満たしていたのは1万円前後のサービス!
検証した結果、速度と容量の2つの要素を満たしたものは1年間の料金が1万円弱のサービスが多いことがわかりました。だからこそ、1万円弱の価格帯のサービスからより安いものを選ぶのがおすすめです。
1万円弱のサービスのなかで、一番バランスがとれていたのはロリポップ!ハイスピードプラン。1年間のサーバー代が11,880円で表示速度が3.2秒と高速、容量も700GBと重要な要素を満たしていました。次点だとコアサーバーの表示速度が3.3秒と優れている結果に。
同じ価格帯のほかのレンタルサーバーだと表示速度が遅かったり容量が700GBよりも少なかったりしたため、ロリポップ!ハイスピードプランが最もおすすめのレンタルサーバーといえるでしょう。
設定がしやすいか、将来的にステップアップができるか確認しておこう
初心者でも簡単にサイトの開設ができるか、将来サイト運営が軌道に乗った際のステップアップに対応できるかどうかも確認しておきましょう。
検証した結果、ほとんどのサービスで必要になる機能がありました。ここではどのような機能が大切なのか、あるとよいのかついて解説していきます。
初心者なら「WordPress簡単インストール」はマスト
初心者なら設定のしやすさに注目しましょう。はじめてレンタルサーバーを使う人なら「WordPress簡単インストール」に対応したものを選ぶのがおすすめ。レンタルサーバー契約時にサイト名やID、パスワードなどの数項目を記入するだけで、サイトを作る際に土台となるWordPressのインストールがまとめて行えます。
本来、WordPressをインストールするにはデータベースのセッティングやCMSのインストールなど工数が多く躓く人も。だからこそ、WordPressかんたんインストールは初心者に大切な機能といえます。今回検証した18サービス中16サービスが対応しており、基本的に対応していました。
必須レベルではないものの、サービス内の独自ドメイン取得と、電話で問い合わせできるサポートの充実度もチェックしておくとよいでしょう。新しくサイトを作る際は基本的に独自ドメインを取得しますが、それがサービス内で対応できたり、不明点があったときに電話で聞けたりしますよ。
レンタルサーバーによっては生成AIが記事を自動で作成するオプションを提供しているサービスもありますよ。記事作成が進まないときに活用してみるのもよいでしょう。
アフィリエイト目的ならサイトを複数運営できるものがおすすめ
アフィリエイトのサイトをこれから始める人なら、ステップアップのしやすさにも注目しましょう。なかでも、マルチドメインや複数のデータベース対応したサーバーを選ぶのがおすすめです。
マルチドメインとは、1つのレンタルサーバーで複数のドメインを利用できる機能です。この機能と複数のデータベースがあれば、複数のWebサイトを管理できます。アフィリエイトでは多様なジャンルのサイトを複数運営することが多いため、マルチドメイン・複数のデータベース対応のサーバーを選ぶことで、複数のサーバーを契約が不要でコストを抑えつつ効率的にサイト運営が可能です。検証した18サービスのうち16サービスが対応と、ほとんどのレンタルサーバーが対応していました。
ほかにもあるとよいポイントとして、上位プランがあって変更ができるとサイト運営のステップアップがしやすいといえます。ほかにも、ブラウザFTPやWebフォントもあればよりサイトの作り込みにも役立つといえるでしょう。
アフィリエイト目的のサイト運営なら、データベースは無制限で使えるものが理想です。マルチドメインも無制限に対応しているものがよいでしょう。
当初は1つのドメインだけでよくても、サイト運営が軌道に乗れば将来的に2つ以上サイトを持ちたいというケースが出てくるため、アフィリエイトなら注目しておきたいポイントです。
レンタルサーバー全18商品おすすめ人気ランキング
レンタルサーバーのランキングは以下の通りです
1位
ベストバイ レンタルサーバー
設定のしやすさ No.1
ステップアップのしやすさ No.1
GMOペパボ ロリポップ!レンタルサーバー ハイスピードプラン
おすすめスコア
4.56
料金の安さ
3.97
|
表示速度の速さ
4.80
|
設定のしやすさ
5.00
|
ステップアップのしやすさ
5.00
|

容量の大きさ
4.79
ディスクの容量 | 700GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 3.2秒 |
検証プランハイスピードプランサポートチャット、電話、メールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件3,960円
- 1年1件11,880円
- 3年1件19,800円
サイト作成初心者におすすめ!表示速度が速く、設定も簡単
良い
- 表示速度が速くサイト運営がしやすい
- WordPressが簡単にインストールできる
- 独自ドメインが無料で使える
気になる
- 特になし
GMOペパボの「ロリポップ!レンタルサーバー」のハイスピードプランは、安くてスペックのよいレンタルサーバーで新しくサイトを始めたい人におすすめ。申し分のない表示速度に加え、料金も抑えられています。設定もしやすく、将来的な拡張性がある点や独自ドメインが無料になるのも魅力です。
1年間サイトを運営した場合の総額は11,880円ですが、同程度の表示速度のなかでは安い部類に入ります。容量は700GBあり、複数のサイトを運営しても余裕があるレベルです。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイルの表示速度は3.2秒を記録。遅延なく快適に閲覧できる状態であるため、サイトに訪問したユーザーの回遊性を損なわず、検索順位にも悪影響はないといえるでしょう。
WordPressの設定も簡単で、インストール先とWordPressのタイトルやユーザー名などを入力すれば、あとは自動でインストールしてくれます。困ったときは電話サポートで相談もできますよ。サービス内での独自ドメインの取得も可能であるうえ、マルチドメインにも対応。途中でプラン変更できるところも魅力です。FTPソフトを使ったファイルのアップロードもできるので、より本格的なサイトが作れるでしょう。
優れた表示速度で料金が抑えられており、WordPressの自動インストールも可能で初心者でも気軽に導入できるところがうれしいポイント。拡張性もあるので、初心者やサイトを作り込みたい人でもおすすめのレンタルサーバーです。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 300円/月 |
データベース数 | 無制限 |
2位
設定のしやすさ No.1
GMOインターネット コアサーバー
おすすめスコア
4.51
料金の安さ
3.97
|
表示速度の速さ
4.68
|
設定のしやすさ
5.00
|
ステップアップのしやすさ
4.75
|
容量の大きさ
4.79

ディスクの容量 | 700GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 3.3秒 |
検証プランCORE-Yプランサポートチャット、電話、メールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件4,620円
- 1年1件11,946円
- 3年1件26,490円
バリュードメインと一緒に管理したい人に。無料特典も使える
良い
- ドメインとサーバーを一括で契約・管理できる
- サーバー容量が700GBと大容量
気になる
- さらに速くて安いサービスがある
GMOインターネットの「コアサーバー」は、独自ドメイン取得サービスの「バリュードメイン」とセットで管理したい人におすすめ。ドメインとサーバーを一括で契約・管理できるうえ、同時申し込みでドメイン料金が実質無料になるドメイン永久無料特典がついてきます。
1年間サイトを運営した場合の総額料金は11,946円。700GBの大容量が確保できることをふまえると、複数サイトを運営したい人にとってコスパがよいといえます。
表示速度はスピーディで、LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.3秒を記録しました。表示速度の遅さが気になってユーザーがサイトを離脱する可能性は低いといえます。
WordPressの設定は簡単で、自動インストールが可能。電話によるカスタマーサポートも利用できるので、初心者でも手を出しやすいでしょう。マルチドメインに対応しているうえ、途中でプラン変更が可能。無制限にデータベースが使用でき、管理しやすさに重きを置く人にぴったりのレンタルサーバーといえます。
初期費用 | 1650円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
3位
表示速度の速さ No.1
ネットオウル スターレンタルサーバー
おすすめスコア
4.42
料金の安さ
5.00
|
表示速度の速さ
5.00
|
設定のしやすさ
4.00
|
ステップアップのしやすさ
4.50
|
容量の大きさ
3.11

ディスクの容量 | 3GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 2.9秒 |
検証プランフリープランサポートプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件980円
- 1年1件980円
- 3年1件980円
レンタルサーバー自体は0円。表示速度は速いが容量は小さい
良い
- レンタルサーバーの料金が無料
- 表示速度が優れている
気になる
- 容量が3GBと小さく、足りなくなる可能性が高い
ネットオウルの「スターレンタルサーバー」のフリープランは、無料のレンタルサーバーを使いたい人なら数少ない選択肢といえます。独自ドメインの取得費用を入れても、1年間のサイト運営にかかる総額料金は980円と上位クラスの安さ。ただし、容量は3GBとかなり小さく、用途は限られます。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は2.9秒とスピーディでした。表示速度が遅いことでユーザーがサイトを離脱する可能性は低いでしょう。
電話やメールのサポートが一切ないため、初心者は設定しにくい可能性もあります。マルチドメイン対応かつプラン変更ができますが、フリープランのデータベースは5つしか使用できません。
あくまで画像がない簡単なサイト向きです。容量が小さいゆえに用途が限られているものの、表示速度が速いものをお探しなら検討してみてもよいでしょう。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | 不明 |
バックアップ復元費用 | 不明 |
データベース数 | 5 |
4位
設定のしやすさ No.1
ステップアップのしやすさ No.1
エックスサーバー エックスサーバー
おすすめスコア
4.40
料金の安さ
3.92
|
表示速度の速さ
4.37
|
設定のしやすさ
5.00
|
ステップアップのしやすさ
5.00
|
容量の大きさ
4.65

ディスクの容量 | 500GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 3.9秒 |
検証プランスタンダードプランサポート電話、チャット、メールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件3,960円
- 1年1件13,200円
- 3年1件35,640円
独自ドメインとセットで契約・管理可能。表示速度も十分
良い
- 表示速度が速く、遅延なく閲覧しやすい
- 独自ドメインと一緒に契約・管理できる
気になる
- 同等スペックのレンタルサーバーのなかでは割高
「エックスサーバー」は、スペック重視の人や「エックスサーバードメイン」とセットで契約・管理したい人におすすめ。表示速度が速く、ユーザーからの評価が高い独自ドメインサービスのエックスサーバードメインと一緒に契約・管理できるところが魅力です。
容量は500GBと大きめで、複数サイトを運営したい人にもおすすめできます。ただし、1年間サイトを運営したときに想定される総額料金は13,200円と高め。同じ1万円台のレンタルサーバーのなかには、700GBを確保できるものがあったことを考えると、コスパはそこまで高いとはいえません。
表示速度は十分で、LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.9秒。同程度の料金でより速いサービスもあったものの、サイトの回遊性が損なわれたり検索順位に悪影響はない状態といえます。
WordPress簡単インストールに対応していて、設定も簡単です。初心者にうれしい電話サポートもあります。マルチドメインにも対応しており、途中のプラン変更も可能。設定のしやすさやステップアップのしやすさは申し分ないので、安さより性能にこだわりたい人の有力候補になるでしょう。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
5位
設定のしやすさ No.1
ステップアップのしやすさ No.1
シンクラウド シンレンタルサーバー
おすすめスコア
4.38
料金の安さ
4.07
|
表示速度の速さ
4.09
|
設定のしやすさ
5.00
|
ステップアップのしやすさ
5.00
|
容量の大きさ
4.79

ディスクの容量 | 700GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 4.2秒 |
検証プランベーシックプランサポート電話、メールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件2,970円
- 1年1件10,560円
- 3年1件19,404円
安く大容量を確保したい人に。Webフォントにも対応
良い
- サーバー容量が700GBと大容量
- 自動インストールが可能なのでWordPress設定が簡単
- Webフォントが利用できるのでサイトの見た目にもこだわれる
気になる
- より表示速度に優れたレンタルサーバーがある
シンクラウドの「シンレンタルサーバー」は、大容量のレンタルサーバーを安く使いたい人におすすめです。1年間サイトを運営したときに想定される総額料金は10,560円で、サーバー容量は700GBとかなりの大容量。検証したなかではトップクラスの大きさの容量で、1万円台で使えるなら安い部類です。画像をたくさん使う複数のサイトを運営しやすいといえます。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.2秒と、表示速度も普通に使う分には十分な速さです。より速いサービスもあったものの、表示速度がネックとなる可能性は低いでしょう。
WordPress簡単インストールに対応しているので初心者でも設定は簡単。わからないことは電話で聞けるのもうれしいポイントです。セットで独自ドメインも取得可能であるうえ、マルチドメインにも対応。サイトのステップアップに応じてプラン変更も可能です。Webフォントも利用できるので、サイトの見た目にもこだわれるでしょう。
1万円台で大規模なサイト運営に対応できるほどの容量を確保できるのは大きな魅力。サイトを始めやすくステップアップもできるので、複数のサイトを運営したり画像をたくさん使ったりする構想がある人は検討してください。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
6位
設定のしやすさ No.1
カラフルラボ カラフルボックス
おすすめスコア
4.29
料金の安さ
3.89
|
表示速度の速さ
4.08
|
設定のしやすさ
5.00
|
ステップアップのしやすさ
4.75
|
容量の大きさ
4.79

ディスクの容量 | 700GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 4.0秒 |
検証プランBOX2プランサポートLINE、チャット、電話、メールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件4,092円
- 1年1件13,992円
- 3年1件34,848円
料金よりサポートにこだわる人に。LINEでの相談も可能
良い
- 電話だけでなく、LINEやチャットでの問い合わせができる
- 途中でプランの変更が可能
気になる
- 1年間サイトを運営した場合に想定される総額料金は13,992円と高め
カラフルラボの「カラフルボックス」は、料金よりもサポートやステップアップが大切で、速度も重視したい人におすすめです。1年間サイトを運営した場合に想定される総額料金は13,992円と高めですが、サポート体制が整っており、プラン変更もできるので、サイトの成長に合わせた利用ができますよ。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.0秒と検証したなかでは平均より若干速め。場合によっては表示速度が遅いと感じる場合があるものの、サイト閲覧には問題ないレベルです。
WordPressの設定は簡単に済ませられ、電話によるサポートのほか、チャットやLINEを使用した問い合わせも可能です。サポートが充実しており、初心者も始めやすいでしょう。マルチドメインにも対応しているので、複数サイトを運営もできます。
多少料金が高くても、始めやすくてステップアップもしやすいレンタルサーバーを探している人は検討してみましょう。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
7位
ケイアンドケイコーポレーション ABLENETレンタルサーバー
おすすめスコア
4.26
料金の安さ
4.12
|
表示速度の速さ
3.97
|
設定のしやすさ
4.65
|
ステップアップのしやすさ
4.75
|
容量の大きさ
4.50

ディスクの容量 | 300GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 4.2秒 |
検証プランライトプランサポートメールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件2,910円
- 1年1件9,960円
- 3年1件29,880円
費用を抑えてサイト運営が可能。表示速度は平均的
良い
- 1年間のサイト運営にかかる総額料金は9,960円に抑えられる
- 自動インストールによってWordPressの設定が簡単
気になる
- 容量は300GBで同価格帯のなかでは少し物足りない
ケイアンドケイコーポレーションの「ABLENETレンタルサーバー」は、表示速度を重視しつつ料金を抑えたい人におすすめです。1年間のサイト運営にかかる総額料金を算出したところ、9,960円と手頃な価格設定。一方、容量は300GBと同じ価格帯のなかでは少し物足りなさを感じるかもしれません。
表示速度は比較したなかでは平均的で、LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.2秒でした。速度が突出しているわけではないものの、ほぼ問題ないレベルといえます。
WordPressの設定が簡単な点も魅力です。ただし、サポートはメールのみであるため注意しましょう。サービス内での独自ドメインの取得も可能で、マルチドメインにも対応。使えるデータベース数が無制限なので、本格的なサイト運営にも使いやすいでしょう。
用途によっては容量に物足りなさを感じる場合もありますが、9千円台で十分な表示速度とある程度のサポートが得られるのはうれしいポイント。運営費用を抑えたい人は選択肢に入れてください。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
8位
ラッコ ラッコサーバー
おすすめスコア
4.23
料金の安さ
3.90
|
表示速度の速さ
4.10
|
設定のしやすさ
4.65
|
ステップアップのしやすさ
4.75
|
容量の大きさ
4.57

ディスクの容量 | 400GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 4.1秒 |
検証プランRK2プランサポートメールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件5,266円
- 1年1件13,618円
- 3年1件28,486円
ラッコWEBサービスユーザーにおすすめ。共有IDが使える
良い
- WordPress簡単インストールに対応していて、初心者でも設定がしやすい
- ラッコ系サービスと共有のIDが使える
気になる
- 1年間のサイト運営にかかる総額料金は13,618円と高め
ラッコの「ラッコサーバー」は、ラッコWEBサービスをよく使っている人におすすめ。WEB制作で役立つラッコ系サービスと共有のIDが使えて親和性が高いのが特徴です。1年間のサイト運営にかかる総額料金は13,618円と高めですが、設定しやすく拡張性もありますよ。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.1秒と、平均より若干速い数値でした。料金が高いわりに速度が突出しているわけではないものの、問題ないレベルといえます。
サポートがメールのみなのは惜しい点ですが、WordPressの設定は自動インストールが可能なので、初心者でもスムーズにできるでしょう。サービス内で独自ドメインの取得も可能であるうえ、マルチドメインにも対応しており、必要に応じてプランの変更も可能です。
料金は安くないものの、管理・設定・ステップアップがしやすく、ラッコWEBサービスユーザーにとって使い勝手のよいレンタルサーバーといえます。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
9位
設定のしやすさ No.1
ステップアップのしやすさ No.1
GMOインターネット ConoHa WING
おすすめスコア
4.22
料金の安さ
3.93
|
表示速度の速さ
3.85
|
設定のしやすさ
5.00
|
ステップアップのしやすさ
5.00
|
容量の大きさ
4.50

ディスクの容量 | 300GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 4.6秒 |
検証プランベーシックプランサポートチャット、電話、メールプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件3,993円
- 1年1件13,068円
- 3年1件34,848円
知名度が高く初心者でも始めやすい。途中でプラン変更が可能
良い
- 独自ドメインが無料で取得できる
- Webフォントが利用できる
気になる
- 1年間のサイト運営にかかる総額料金が13,068円とやや高め
GMOインターネットの「ConoHa WING」は、安さよりもサイトの立ち上げやすさや知名度を重視したい人におすすめ。1年間のサイト運営にかかる総額料金は13,068円と高めですが、レンタルサーバーとしての知名度が高いうえにサポートが豊富でサイトを始めやすいのが魅力。サイトの成長に合わせたプラン変更も可能です。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.6秒と、今回比較した平均値より若干遅め。とはいえ、表示速度がネックになるほどではないといえるでしょう。
自動インストールでWordPressの設定がしやすく、独自ドメインが無料で取得可能です。電話でのサポートもあるので、困ったときに相談できます。途中で上位プランへ変更も可能でWebフォントにも対応しているため、サイトの成長に合わせて対応できるでしょう。
サイトの立ち上げやレンタルサーバー選びに迷いがあり、安さよりも取り掛かりやすさを重視するなら候補になるレンタルサーバーです。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 0円 |
データベース数 | 無制限 |
10位
GMOペパボ ロリポップ!レンタルサーバー ライトプラン
おすすめスコア
4.12
料金の安さ
4.40
|
表示速度の速さ
3.53
|
設定のしやすさ
4.40
|
ステップアップのしやすさ
4.75
|
容量の大きさ
4.54

ディスクの容量 | 350GB |
---|---|
Lighthouse Speed Index | 5.3秒 |
検証プランライトプランサポートチャットプラン変更可能WordPressの簡単インストール機能データベースの自動接続機能
- 料金価格については、2025年07月07日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 3か月1件2,838円
- 1年1件7,161円
- 3年1件10,725円
スペックを抑えて節約。将来の成長も見据えられる
良い
- 1年間のサイト運営にかかる総額料金がハイスピードプランに比べて4,000円以上安い
- 途中でハイスピードプランへの変更も可能
気になる
- カスタマーサポートがチャットのみ
GMOペパボの「ロリポップ!レンタルサーバー」のライトプランは、ハイスピードプランよりも少しスペックを抑えて費用を節約したい人におすすめです。ライトプランからハイスピードプランへとプラン変更が可能なので、まずはお試しでロリポップを契約して様子を見たい人にもぴったりです。
1年間サイト運営をしたときに想定される総額料金は7,161円と、ハイスピードプランよりも4,000円以上安く使えます。容量も350GBと小さくはなく、画像やページ数がそこまで多くなければ十分な容量です。
LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は5.3秒と同じロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプランに比べると約2.1秒遅い結果に。サイト離脱の可能性を減らしたいならハイスピードプランのほうがおすすめです。
WordPress簡単インストールにより設定は簡単ですが、サポートはチャットのみ。とはいえ、マルチドメインに対応かつFTP接続可能な点はハイスピードプランと同じでステップアップはしやすいでしょう。小規模のサイト運営からはじめたい人は候補に入れてみてください。
初期費用 | 0円 |
---|---|
バックアップ機能 | |
バックアップ復元費用 | 330円/月 |
データベース数 | 50 |
売れ筋の人気レンタルサーバーを検証
ベストなレンタルサーバーを「安くて性能に優れた、初心者でも始めやすいもの」と定義。
ベストなサービスを探すために、人気のレンタルサーバー18サービスを集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:料金の安さ
検証②:表示速度の速さ
検証③:設定のしやすさ
検証④:ステップアップのしやすさ
検証⑤:容量の大きさ
今回検証した商品
- GMOペパボ|ロリポップ!レンタルサーバー ライトプラン
- GMOインターネット|ConoHa WING
- GMOインターネット|コアサーバー
- GMOインターネット|お名前.com レンタルサーバー
- GMOデジロック|XREA Free
- GMOデジロック|XREA Plus
- GMOペパボ|ロリポップ!レンタルサーバー ハイスピードプラン
- GMOペパボ|ヘテムル
- さくらインターネット|さくらのレンタルサーバ
- アシストアップ|Winserver
- アズポケット|mixhost
- エックスサーバー|エックスサーバー
- カラフルラボ|カラフルボックス
- ケイアンドケイコーポレーション|ABLENETレンタルサーバー
- シンクラウド|シンレンタルサーバー
- ネットオウル|スターレンタルサーバー
- ラッコ|ラッコサーバー
- リトルネットワーク|リトルサーバー
1 料金の安さ
安いレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「ほかのレンタルサーバーと比べて費用が安いもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
スコアリング方法
各サービスのレンタルサーバーの費用および独自ドメインの取得費用を調査。料金が安いものほどおすすめとしてスコア化しました。スコアは以下の組み合わせでそれぞれスコア化しています。
検証条件
- 12か月の契約期間のプランで評価
- キャンペーン・セット契約による割引は含めず評価
- 独自ドメインを取得費用も含めて評価
2 表示速度の速さ
表示速度が速いレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「表示速度が速く、SEO観点でも高速と評価されるもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
スコアリング方法
アクセスの混雑状況によって表示速度は異なるため、1時間ごとに表示速度を計測。Googleが運営するSEOツールの指標を基準におすすめ度をスコア化しました。
3 設定のしやすさ
設定がしやすいレンタルサーバーとしてユーザーがとても満足できる基準を「サイト開設が簡単にでき、サポートも受けられるもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
スコアリング方法
担当者が各サービスの設定のしやすさに関わるものを調査し、以下のポイントごとに点数づけをして、各サービスのおすすめ度をスコア化しました。
チェックしたポイント
- WordPress簡単インストールに対応しているか
- サービス内で独自ドメインを取得できるか
- 問い合わせ方法はなにがあるか
4 ステップアップのしやすさ
ステップアップがしやすいレンタルサーバーとしてユーザーがとても満足できる基準を「複数のサイトを1つのレンタルサーバーで運営でき、カスタマイズも可能なもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
スコアリング方法
担当者が各サービスのステップアップに関わるものを調査し、以下のポイントごとに点数づけをして、各サービスのおすすめ度をスコア化しました。
チェックしたポイント
- マルチドメインの対応可否
- 複数のデータベースの対応可否
- ブラウザFTPの対応可否
- Webフォントの対応可否
5 容量の大きさ
容量が大きいレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「複数のサイトを運営したり画像を多用しても容量に余裕があるもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
スコアリング方法
担当者が各サービスのサーバー容量を調査し点数づけをして、各サービスのおすすめ度をスコア化しました。
チェックしたポイント
- 検証したプランのサーバー容量
レンタルサーバーとは? 実は4つの種類がある
レンタルサーバーとは、事業者が貸し出しとして提供しているサーバーを利用するサービスのことです。
なお、レンタルサーバーは以下の4つの種類に分けられます。
- 共用サーバー:1台のサーバーをほかのユーザーと共用して提供されており、一般的なレンタルサーバーはこの共用サーバーのことを指します。
- 専用サーバー:1台のサーバーを自由に設定して使えるが、サーバーを1人で独占して使うため、料金が高額な傾向です。
- VPS(仮想専用サーバー):1つのサーバー上に複数の仮想環境を構築してそれぞれのユーザーに割り当てて使うサーバー。主にゲーム用途で活用されています。
- クラウドサーバー:クラウド内にあるサーバーを割り当てて使うサーバー。設定や運用には知識が必要です。
レンタルサーバーをできるだけ安く契約する方法とは?
キャンペーンを活用することで、レンタルサーバーをお得に使える可能性があります。キャッシュバックや割引が受けられたり、契約期間が延長されたりするキャンペーンが時期によって提供されていることも。
しかし、キャンペーンの内容だけで選ぶのは禁物です。たとえお得であっても表示速度が遅いサービスだった場合、訪問ユーザーが離脱されやすくサイト運営にも影響が出る可能性があります。速度・容量を満たしたもののなかでキャンペーンがお得なものを選ぶようにしましょう。
よくある質問・Q&A
ここでは、レンタルサーバーに関する疑問、Q&Aについて回答します。
管理画面(コントロールパネル)が使いやすいレンタルサーバーはどこ?
レンタルサーバーによって管理画面(コントロールパネル)のデザインや使い勝手は異なります。人によって使いやすいと思うポイントは違うため、一概にこのサービスが使いやすいとはいえません。
しかし、多くのレンタルサーバーはお試し期間があります。管理画面の使い勝手も重視するなら、まずは気になったサービスを使ってみてチェックするとよいでしょう。
レンタルサーバーの法人向けと個人向けの違い
法人向けと個人向けでのレンタルサーバーの違いは、サーバーのセキュリティ対策機能の充実度が挙げられます。個人向けでも基礎的なセキュリティ対策はありますが、法人向けはより強固なセキュリティ導入にも対応しています。
一方で、法人向けレンタルサーバーの料金は個人向けよりも高額の傾向です。年間で2万円を超える料金のものもあるので、用途をしっかり確認したうえで検討しましょう。
レンタルサーバーにバックアップ機能って必要?
レンタルサーバーのバックアップ機能はあったほうがよいでしょう。
サーバーのエラーだったり操作を誤って消してしまったりと、データが消えるリスクはあるため、万が一にそなえてバックアップは用意しておくのがおすすめです。
レンタルサーバーのデータベース(MySQL)とは?
データベースとは、サイトのコンテンツのデータを保存する場所のことです。
データベースが複数や無制限のレンタルサーバーなら、複数のサイトを1つのレンタルサーバーで運営できます。
個人事業主向きのレンタルサーバーの選び方とおすすめは?
収益を目的とするサイトを運営したい個人事業主であれば、表示速度に優れた容量が多いレンタルサーバーを選びましょう。
表示速度は訪問したユーザーのサイト内の回遊率や検索順位に影響します。容量はサイトで使うメディアや複数のサイトを運営する際に重要です。
料金の安さだけで選んでしまうと、どちらかあるいは両方劣っているサービスである可能性が高いため、必ずチェックしておきましょう。
レンタルサーバーの無料と有料の違いは?
無料のレンタルサーバーは自動で広告が表示されたり、容量が少なかったりする点に注意が必要です。
今回検証した結果、無料のレンタルサーバーは表示速度も遅い傾向だったため、選択肢には入れないほうがよいといえます。
レンタルサーバー会社の大手は?
レンタルサーバーは、エックスサーバー・GMOインターネットグループ・さくらインターネットなどが大手として挙げられます。
この3社はレンタルサーバーのシェア率がTOP3に入るほど支持されており、人気のサービスです。
独自ドメインが使えるレンタルサーバーは?
独自ドメインはほとんどのレンタルサーバーで使用可能です。サービス内で取得できないサービスもありますが、独自ドメイン取得サービスで取得した独自ドメインがあれば使えますよ。
このコンテンツで紹介しているレンタルサーバーは、どれも独自ドメインが使えるので参考にしてください。
サーバーとドメインの違いは?
サーバーはインターネット上の土地のような役割を果たします。また、ドメインはサイトがインターネット上のどこにあるかを示す住所のような役割があります。
ドメインだけあってもサイトは公開できず、サーバーという土地があることでインターネットに公開できるため、サイト運営には両方が必要です。
WordPressが使える安いレンタルサーバーはある?
WordPressが使えて1年間のプランで5,000円以下のレンタルサーバーもあります。
たとえば、リトルサーバーのワードプランは3,260円で1年使えます。ただし、容量が30GBと少ないためメディアを多用するサイトだと足りなくなりやすいので注意しましょう。格安プランのレンタルサーバーはいずれも容量が少ない傾向です。
ゲームにおすすめのレンタルサーバーは?
オンラインゲーム用にレンタルサーバーを契約する人は、VPSを選びましょう。
VPSとは「Virtual Private Server(バーチャルプライベートサーバー)」の略で、仮想専用サーバーと呼ばれます。共用サーバーよりも自由度が高く、共用サーバーではパワーが足りないけど専用サーバーまで使うほどではない場合に選ぶのがおすすめです。ただし、設計するには知識が必要である点に注意してください。
ホームページにおすすめなレンタルサーバーは?
ホームページ用にレンタルサーバーを契約する人は、料金が安くて表示速度が速いサービスを選びましょう。
サービスによってはサーバー代が無料のものもありますが、広告が入り信頼感を損なうため避けたほうが無難です。また、表示速度も最速レベルほどではなくとも、あまりに遅いと印象が悪くなるため、このコンテンツのランキングの表示速度もチェックして選んでください。
レンタルサーバーとAWSの違いは?
AWSとは、Amazonが提供するクラウドサービスです。
導入費用が無料で、従量課金制で使えます。サーバーが安定しているのがメリットである一方で、運用には専門知識が必要であることがデメリットといえます。
初心者であればレンタルサーバーから始めるほうがよいでしょう。
【徹底比較】レンタルサーバーのおすすめ人気ランキング【初心者向きはどれ?2025年7月】
ブログやアフィリエイトのサイト運営やホームページに欠かせないのがレンタルサーバー。WordPressとセットで初心者でもかんたんにオリジナルのサイトが作れます。しかし、さくらのレンタルサーバ・ロリポップ・ヘテムル・エックスサーバー・コノハウィングなど、サービスの種類はたくさん。料金も安いのものから高いものまで幅が大きく、なかには料金無料のものもあります。また、ドメインやサポートなど選ぶうえで気になることも多いのではないでしょうか。
今回は、人気のレンタルサーバー18サービスを、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのレンタルサーバーをランキング形式でご紹介します。
ベストなレンタルサーバーは「安くて性能に優れた、初心者でも始めやすいもの」。徹底検証してわかったレンタルサーバーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
検証のポイント
売れ筋のレンタルサーバー18商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
- 料金の安さ安いレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「ほかのレンタルサーバーと比べて費用が安いもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
- 表示速度の速さ表示速度が速いレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「表示速度が速く、SEO観点でも高速と評価されるもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
- 設定のしやすさ設定がしやすいレンタルサーバーとしてユーザーがとても満足できる基準を「サイト開設が簡単にでき、サポートも受けられるもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
- ステップアップのしやすさステップアップがしやすいレンタルサーバーとしてユーザーがとても満足できる基準を「複数のサイトを1つのレンタルサーバーで運営でき、カスタマイズも可能なもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
- 容量の大きさ容量が大きいレンタルサーバーとして、ユーザーがとても満足できる基準を「複数のサイトを運営したり画像を多用しても容量に余裕があるもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
【結論】レンタルサーバーは安くて速いロリポップ!がおすすめ!
ベストバイレンタルサーバー
GMOペパボ
ロリポップ!レンタルサーバー ハイスピードプラン
4.56
(1位/18商品)
サイト作成初心者におすすめ!表示速度が速く、設定も簡単
GMOインターネット
コアサーバー
4.51
(2位/18商品)
バリュードメインと一緒に管理したい人に。無料特典も使える
ネットオウル
スターレンタルサーバー
4.42
(3位/18商品)
レンタルサーバー自体は0円。表示速度は速いが容量は小さい
レンタルサーバーは料金だけではなく、表示速度が速くて大容量なものからより安いサービスを選びましょう。
レンタルサーバーを選ぶうえでもっとも重要なのは表示速度。運営しているサイトやホームページがレンタルサーバーの影響で遅い場合、ユーザーがサイトに対して悪い印象を抱いたり、Googleの検索順位にも悪影響が出たりするためです。料金が高いほど表示速度が優れている傾向がありましたが、1年間の契約プランで1万円前後のものが速度と料金のバランスが取れていました。
また、初心者であればレンタルサーバーの容量が大きいものを選びましょう。とくにアフィリエイトサイトを運営するなら画像を多用するため、容量を消費しやすいといえます。画像を軽くしたり減らしたりすることで対策もできますが、初心者であれば容量を気にせずに使えたほうがよいといえます。
おすすめレンタルサーバーはロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプラン。表示速度が3.2秒と優れており容量も700GBと大容量です。初心者でも設定しやすく、マルチドメイン・複数のデータベースにも対応しているため、サイト運営が軌道に乗った際にステップアップもしやすいサービスですよ。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
1 レンタルサーバーによって速度は全然違う!検索順位を伸ばすなら3.4秒以下のものがベスト
レンタルサーバー選びにおいて、まずチェックしておきたいのが表示速度の速さ。表示速度はユーザーのサイトの信頼性や回遊性、検索順位にも関わります。実際に契約し、検証してわかった表示速度の速いレンタルサーバーの選び方を紹介します。
実際に契約&速度を計測して検証!約3倍の差が出る結果に
レンタルサーバーによって表示速度には差があります。差が出る要因は、サーバーのCPUの性能差だったり、メモリの容量の差だったりとさまざま。しかし、公式サイトには明記されているのはメモリ容量くらいで、CPUなどは非公表のサービスがほとんど。実際の速度は公式サイトではわからないというのが実情です。
そこで実際にレンタルサーバー18サービスを実際に契約して検証を実施。WordPressを使ってそれぞれのレンタルサーバーにまったく同じ構成のサイトを作成し、Googleが運営するSEOツールの「Lighthouse」を使って表示速度を調査しました。1時間ごとに計測し、評価はSpeed Indexのモバイルとデスクトップの数値を72時間分集めて評価しています。
検証した結果、レンタルサーバーによって表示速度は約3倍の差がありました。どのサーバーが速く、どのサーバーが遅かったのかを解説します。
表示速度が3.4秒以下だと検索順位に好影響。満たしたのは3サービス
表示速度はサイト運営において大切な要素です。訪問したユーザーのサイト内の回遊性を高めるだけでなく、Googleの検索順位といったSEO評価にも大きく影響します。
実際、表示速度はどれくらい速いとよいのか悩みますよね。検証でも使っている「Lighthouse」の説明ページによると、Speed Indexの数値が3.4秒以下だと高速と解釈されるとしています。一方、Speed Indexが5.8秒以上だと遅いという判定であるため、避けたほうがよいでしょう。
検証した結果、Speed Indexのモバイルモードで3.4秒以下を記録したレンタルサーバーは、スターレンタルサーバーの2.9秒が最速でした。次点でロリポップ!ハイスピードプランが3.2秒、コアサーバーが3.3秒と高速です。
レンタルサーバーによって表示速度は大きく異なることがわかったため、表示速度が優れていたサービスを選びましょう。
すでにレンタルサーバーを契約していて、速度面で不満を感じているなら移転を検討してみましょう。
管理画面を使っていて更新が遅いと感じた場合、ユーザーがサイトを訪問した際も同じように遅いと感じているでしょう。自分がイライラしているなら同様にお客さまもイライラされていますよ。
2 料金・速度・容量は比例する傾向。速度と容量を満たしたもので安いものを選ぼう
検証した結果、料金と速度と容量は比例することがわかりました。レンタルサーバーは表示速度と容量を満たしたもののなかから、安いサービスを選びましょう。
安い・速い・大容量を兼ね備えたレンタルサーバーはなかった
理想のレンタルサーバーは料金が安くて表示速度が速く、サーバーの容量が大きいサービスです。しかし、検証した結果、安い・速い・大容量をすべて兼ね備えたレンタルサーバーはありませんでした。
サーバー代が無料で独自ドメインの料金だけで使えるスターレンタルサーバーのフリープランは表示速度が優れていたものの、容量が少ないためおすすめできません。リトルサーバーも料金が格安だったものの、容量が少なかったのが懸念といえます。
サイトを運営し続ける限りサーバー代を払い続けるからこそ、料金の安さは気になるポイントといえるでしょう。ですが、料金の安さだけで選んでしまうと、肝心のサイト運営がうまくいかずに失敗する可能性があります。だからこそ、速度と容量を満たしたサービスのなかで、安いものを選ぶことが大切です。
レンタルサーバーの契約期間は1年がおすすめです。
1か月プランのものは割高ですが、1年プランなら割引率も高くお得に使えます。また、アフィリエイトのサイト運営は数か月で結果を出すのは難しく、1年単位でサイトの継続可否を判断していくため、1年がちょうどいいといえます。
速度と容量を満たしていたのは1万円前後のサービス!
検証した結果、速度と容量の2つの要素を満たしたものは1年間の料金が1万円弱のサービスが多いことがわかりました。だからこそ、1万円弱の価格帯のサービスからより安いものを選ぶのがおすすめです。
1万円弱のサービスのなかで、一番バランスがとれていたのはロリポップ!ハイスピードプラン。1年間のサーバー代が11,880円で表示速度が3.2秒と高速、容量も700GBと重要な要素を満たしていました。次点だとコアサーバーの表示速度が3.3秒と優れている結果に。
同じ価格帯のほかのレンタルサーバーだと表示速度が3.4秒以上だったり容量が700GBよりも少なかったりしたため、ロリポップ!ハイスピードプランが最もおすすめのレンタルサーバーといえるでしょう。
3 設定がしやすいか、将来的にステップアップができるか確認しておこう
初心者でも簡単にサイトの開設ができるか、将来サイト運営が軌道に乗った際のステップアップに対応できるかどうかも確認しておきましょう。
検証した結果、ほとんどのサービスで必要になる機能がありました。ここではどのような機能が大切なのか、あるとよいのかついて解説していきます。
初心者なら「WordPress簡単インストール」はマスト
初心者なら設定のしやすさに注目しましょう。はじめてレンタルサーバーを使う人なら「WordPress簡単インストール」に対応したものを選ぶのがおすすめ。レンタルサーバー契約時にサイト名やID、パスワードなどの数項目を記入するだけで、サイトを作る際に土台となるWordPressのインストールがまとめて行えます。
本来、WordPressをインストールするにはデータベースのセッティングやCMSのインストールなど工数が多く躓く人も。だからこそ、WordPressかんたんインストールは初心者に大切な機能といえます。今回検証した18サービス中16サービスが対応しており、基本的に対応していました。
必須レベルではないものの、サービス内の独自ドメイン取得と、電話で問い合わせできるサポートの充実度もチェックしておくとよいでしょう。新しくサイトを作る際は基本的に独自ドメインを取得しますが、それがサービス内で対応できたり、不明点があったときに電話で聞けたりしますよ。
レンタルサーバーによっては生成AIが記事を自動で作成するオプションを提供しているサービスもありますよ。記事作成が進まないときに活用してみるのもよいでしょう。
アフィリエイト目的ならサイトを複数運営できるものがおすすめ
アフィリエイトのサイトをこれから始める人なら、ステップアップのしやすさにも注目しましょう。なかでも、マルチドメインや複数のデータベース対応したサーバーを選ぶのがおすすめです。
マルチドメインとは、1つのレンタルサーバーで複数のドメインを利用できる機能です。この機能と複数のデータベースがあれば、複数のWebサイトを管理できます。アフィリエイトでは多様なジャンルのサイトを複数運営することが多いため、マルチドメイン・複数のデータベース対応のサーバーを選ぶことで、複数のサーバーを契約が不要でコストを抑えつつ効率的にサイト運営が可能です。検証した18サービスのうち16サービスが対応と、ほとんどのレンタルサーバーが対応していました。
ほかにもあるとよいポイントとして、上位プランがあって変更ができるとサイト運営のステップアップがしやすいといえます。ほかにも、ブラウザFTPやWebフォントもあればよりサイトの作り込みにも役立つといえるでしょう。
アフィリエイト目的のサイト運営なら、データベースは無制限で使えるものが理想です。マルチドメインも無制限に対応しているものがよいでしょう。
当初は1つのドメインだけでよくても、サイト運営が軌道に乗れば将来的に2つ以上サイトを持ちたいというケースが出てくるため、アフィリエイトなら注目しておきたいポイントです。
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